The name is RYUSEN

龍泉

清酒的风土人情

Water and rice is the terroir of sake.

世界に誇る米どころ『日本』の四季と
丁寧に育まれた土壌からまれた日本の酒。
産地ごとに厳選された逸品を
『龍泉』ブランドとしてお届けします。

『龍泉』のコンセプト

現在日本には、日本酒の酒蔵が約1400か所、銘柄は1万以上あると言われています。日本酒好きの日本人にとっても、その中から自分のお気に入りの1本を探すのは至難の業。しかしそんな「日本酒探しの旅」は、私たちの好奇心を満たす楽しい時間でもあります。
日本酒の主原料は、米と水。シンプルが故に地域や気候、その土地のもつ自然の持ち味が風味や香りに大きく影響します。

ワインと同じように、日本酒にとってもテノワールはお酒造りにとって重要なポイント。好きな日本酒のタイプを探すための大きなヒントになります。

そこで『龍泉』ブランドは日本の各県、各地域の産地の酒蔵に何軒も足を運び、試飲を重ね、厳選した純米大吟醸/大吟醸の銘柄のみを選出。日本の地域を代表する高級日本酒『龍泉』ブランドとして販売。ブランドロゴの下に掲げるのは、各地域の名称です。私たちがその地域で最も優れていると判断したお酒だけが、『龍泉』の名を冠することができるのです。

『龍泉』ブランド発への想い

(株)Border代表取締役 高多直晴

現在日本国外において日本酒を語られるとき、特に精米歩合が中心になってるように感じます。確かに精米50%の日本酒は、基準でいえば最高級品の大吟醸といえますし、度合という分かりやすい数字によって見える化された指標は消費者にとって選択肢のひとつとなりえると思います。

私たちのブランド『龍泉』の場合はその指標だけを重視していません。ジャパニーズテノワールと言われる豊かな土壌に実った美味しい酒米。自然から湧き出たよい水。そして熟練の杜氏が丁寧に作り上げた酒。その3つの掛け合わせで生まれたものこそが、本物の大吟醸と呼ばれるべきだと考えています。

日本人だからこそ見抜ける真の評価に値する日本酒だけを世界に届けたい。『龍泉』はそんな思いから、生まれた高級日本酒のブランドです。

(株)Border代表取締役 高多直晴

『龍泉』の扱う本酒の種類

『龍泉』ブランドは、基本的に選び抜かれた「純米大吟醸」、「純米吟醸」、「大吟醸」のみのご用意となっています。
日本国外では、日本食に合わせて楽しむことが大半ですが、『龍泉』の日本酒は、食の国籍に縛られた飲み方だけではなく、食材や味付けにあうマリアージュ、飲む場所から贈るシーンまでさまざまなご提案ができる商品となっています。
皆様に新しい日本酒の楽しみ方、本当に価値のある日本酒を知っていただくことが私たちの使命のひつとつです。

日本酒の製造工程

ご存じのように、アルコール飲料はふたつの種類に大別されます。「醸造酒」と「蒸留酒」です。どちらも酵母を発酵させアルコールを造りますが、「蒸留酒」はアルコールの濃度をさらに高めるために熟成させる工程がプラスされています。
日本酒はワインと同類の「醸造酒」に属します。ワインには何年に醸造されたかという表記はありますが、日本酒にも同じく「12年モノ」などの熟成を表す表記がないのはそのためです。
醸造酒に大切なのは、原料。原料をベースにし発酵するため、日本酒で言えば、原料=米と水。その風味や鮮度、香りがお酒の飲み口を決める要素になります。
そのために『龍泉』は、ジャパニーズテノワールと造り手にこだわるのです。

精米歩合とは

精米歩合は、別名「磨き」とも呼ばれる、“米を削って残った部分の割合”のことです。日本酒の原料は日本酒用に育てられた「酒米」で、特に有名な銘柄は“山田錦”ですが、地域によっては地産地消をテーマに地場のお米を改良している場合もあります。
玄米を100%と考え、いかに質の高いデンプンに磨きあげているかという数値です。歩合が低ければ、雑味の少ない香り豊かなお酒になりやすい傾向があります。 
また精米歩合と日本酒のグレードには、決められた相関関係があります。主に「醸造アルコールを使用しているか」「米をどのくらい削っているか」によって、8種類に分類されます。それぞれに各々の特徴があり、ワインの葡萄品種の違いで人によって好みが別れるのと同様です。
「純米大吟醸」がなぜ高価なのかと問われれば、その理由のひとつは、精米歩合が低いため、磨きの技術が高くなければ造れないということと、原料として使用する酒米の量が多くなるためなのです。

ただし、歩合が低いことが必ずしも最高のお酒とは言えません。香りは高くなりますが、その代わりに米の風味が弱くなるからです。
日本酒の味わいは、精米歩合だけで決まらず、原料や製法、杜氏の技術など様々な要素が複雑に絡み合い造られます。そしてそれが、酒蔵の個性です。
『龍泉』の日本酒は、精米歩合だけではなく、その個性を尊重し、選ばれています。

名称 使用原料 精米歩合
純米大吟醸 米 米麴 50%以下
純米吟醸       60%以下
特別純米       60%以下または特別な製造方法
純米酒        規定なし
大吟醸  醸造アルコール
吟醸
特別本醸造
本醸造         70%以下
精米
洗米・浸漬
蒸米
麹菌
麹づくり
酒母つくり
仕込み
絞り
濾過
火入れ
貯蔵
調合
瓶詰め
百済寺樽
精米歩合
精米歩合60%場合

タンパク質
ビタミン
脂質
デンプン
玄米
精米
特定名称酒
純米
純米吟醸
純米大吟醸
精米歩合
大吟醸
吟醸
本醸造



原料
醸造アルコール